Sun.

登る穂は


落つる汗袖に拭
(ぬぐ)ひて草引けば額に涼しき一陣の風


稲田


稲の穂の茂るばかりと見ゆれども根方太りて穂を育
(はぐく)める


登る穂は日に日に見えて梅雨明けの続く日差しに稲田かがやく


稲の花
稲の写真は季節の花300さんのサイトからお借りしています。


母が59歳の時の作品です。
最後の句に、「梅雨明けの日差し」とあります。
今は8月の下旬。もっと早い時期に掲載すればよかったです。

歌集「花咲く道」には、昭和45(1970)年から平成9(1997)年の27年間に渡る母の短歌作品を、時系列に収めてあります。私はいつも、歌集全体を眺めては、各年の作品から今の時期に合わせて歌を選んでいるつもりなのですが、どうしても見落としが出てきて、こんな風に時期を逸して掲載することになってしまいます。

今年2月に始めたこのブログ、約一年をかけ季節が一巡りする間に、ほぼ全ての作品を掲載できるかな、と思っています。これまでにほぼ半数を掲載できたあたりでしょうか。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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